卵子の質の低下が心配になっているあなたへお伝えしたいデータがあります。その結果を知って意外だと思われる方がほとんどだと思います。
現代不妊治療における世界の体外受精
出産率が高い国トップ5
ICMART(国際ART監視機関)2016年発表レポートより
トップ5の後には、メキシコ、カザフスタン、ギリシャ、エクアドルと続きます。
意外と思われる方が多いと思いますが、日本はなんと採卵一回あたりの出産率は60カ国中最下位。上記全ての国と日本の出産率には2倍以上もの差があるのです。もちろん同レベルの技術で行われているはずですし、むしろ日本のように医療技術が発展し、充実している国ばかりではないという中で、日本の数倍も産まれているという事実があります。
昔話ではなく最新の情報
これは今現在の世界・隣国の話であり、昔話ではありません。昭和初期や大正時代には確かに日本人も高齢出産が多かったのですが、その背景には、それらのほとんどの方が1人目の出産を20代で経験しているということも付け加えなければなりません。その頃とは時代背景や女性が置かれている状況があまりにも違いすぎるのです。
治療をしても妊娠に至らない理由
上記のことからもわかるように、日本は、現在世界で一番「不妊治療で出産できない国」ということになります。医療先進国であるはずの日本でいったい、なぜこのような事態になっているのでしょう?
不妊治療に関する学会へ参加させていただく機会も多いのですが、日本の技術力が劣っているとは思いません。日本のトップレベルの施設の報告を聞く限り、技術レベルは欧米よりも高いといってもいいのではないかと思います。
では、日本以外の国で生活されている方と何が違うのでしょうか?
子供を持とうとする女性の年齢が高くなっている、というのも理由の一つですが、上記のデータからも、「日本で生活している方だけが、こんなにも不妊に苦しんでいるのは、年齢の問題だ」というのはあまりにも説明不足ではないか?という思いでいっぱになるのです。
湘南レディース鍼灸治療院では、不妊鍼灸という東洋医学の立場から婦人科領域の『専門性を追求』してきたことにより、不妊でお悩みの多くの方に共通する、"ある法則"があることに気付き、それをもとに仮説を立て、検証を繰り返し"心身ともに健康に""妊娠率を上げる"にはどうすればいいのか?という思いで研究開発された鍼灸治療により、諦めかけていた方々のお力になれていると思います。